スケート選手の浅田真央ちゃんが引退しましたな。

「お疲れ様」と言いたいところです。

しかしアスリート、スポーツ選手ってのは、一流になればなるほど、いつ引退するか?というのが難しいですね。

真央ちゃんの場合は競技が「スケート」です。

個人競技というのは、団体競技に比べて、引退の時期が早いなといつも思います。


sukeeto

水泳や陸上競技なんかも、引退までは早いですよね。ほぼ20代で引退になる。

逆に団体競技は長めです。一番有名どころで言えば野球のイチローやサッカーのカズですよね。40代でも現役バリバリ。

カズに至っては50歳ですもんね。

浅田真央ちゃんの場合、ピークは20代前半だったように思います。

一度、引退宣言をしましたが個人的感想ですが、あの時に「そのまま辞めたほうがいいよなー」と思ってました。

20代後半から活躍できるとは思えなかったからです。


個人競技は身体のキレや身体能力がそのまま結果に繋がりますから、若い方が活躍できると思います。

それが団体競技になると、いろいろと小技や戦略的なやり方で誤魔化していけると思います。


ただまあ、こういう一般論に当てはまらない人もいまして、スキージャンプの葛西選手みたいに40代で活躍してる人もいますので、世の中例外もあるとは思います。

ただ、もうスケートの世界が今は行き着くところまで行った感じがしますよね。三回転は当たり前。四回転飛んでナンボだと。

「表現力」とか、小技では通用しない領域になってきてると思います。

そこを考えると、やはり前の時に引退すれば良かったなーと少し残念に思います。


選手としては、続けられるうちは続けたいと思うのでしょうが、世間の目で言えば最後の印象が残ると思うんです。

そういう意味で言うと、荒川静香は上手く辞めたな、と思います。

ピークの印象を持ったまま辞めたので、その後にかなり宣伝やCMなどに出ずっぱりでしたよね。

ああいう感じで、良い印象の時に辞めるのが、上手い引退だと思います。


まあ、でも、なにはともあれ、日本のスケート界を長年引っ張った女性です。

お疲れ様!